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「生誕140年 吉田博展」図録

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商品名:「生誕140年 吉田博展」図録

サイズ:B5変形版 300ページ
価格:2300円
送料:900円

2016年4月9日~5月22日、千葉市美術館▽2016年6月4日~7月24日、郡山市立美術館▽2017年2月4日~3月20日、久留米市美術館▽2017年4月29日(土)~6月18日、上田市立美術館▽2017年7月8日~8月27日、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催の「生誕140年 吉田博展」公式図録です。
「生誕140年 吉田博展」図録
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- けれども私は自然を崇拝する側に立ちたい -

吉田博(明治9年~昭和25年/1876-1950)は福岡県久留米市の生まれ。京都の地で三宅克己の水彩画に感銘を受け、以来本格的な洋画修業を始めました。明治27年に上京して不同舎に入門、小山正太郎のもとで風景写生に励んで技を磨きます。明治32年には中川八郎とともに渡米、言葉もままならない異国で自作を大いに売って生活の資を得るという快挙をなし、アメリカ各地からロンドンやパリを巡って明治34年に帰国しました。以後も外遊を重ねて東西の芸術作法を見つめ、内外の風景に取材して水彩画や油彩画を発表、太平洋画会や官展を舞台に活躍を続けました。

とりわけ高山を愛し、常人の足の及ばぬ深山幽谷に分け入ることで描いた作品は、新たな視界や未知なる美を発見した驚きと喜びに満ちています。大正後期からは彫師・摺師と組んだ木版画に軸足を移し、伝統的な技術に洋画の表現を融合したかつてない精巧・清新な造形で国内外の版画愛好家を魅了し続けました。

吉田博は生涯、世界における自らの位置を考え続けた画家といってよいでしょう。その思考の跡が、湿潤な日本の風景をみずみずしく描いた水彩画であり、雄大な自然美を登山家ならではの視点からとらえた油彩画であり、浮世絵以来の技術を新解釈した木版画でした。比較的早くに評価の定まった白馬会系の絵描きたちに比し、長く埋もれてきた感のある博の画業は、今の私たちにどう映るでしょうか。「絵の鬼」と呼ばれ、水彩で、油彩で、木版画で世界に挑み続けた画人の「これが日本人の洋画だ」という答え―。生誕140年を記念し、代表作をはじめ初公開の写生帖などを紹介する大回顧展です。



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